かわら版

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2026-08-18

旅・里帰り

観音さまのかわら版

在住 : Waadt (Vaud)州

投稿者 : 馬骨

睦ネットワークの『かわら版』素晴らしですね。

『かわら版』というと、しみじみ手作り感、臨場感(ライブ感)満載で、デジタルなのに人の温もりが伝わる気がします。

私が『かわら版』という語彙から即座に浮かんだのが、この春奈良へ訪ねた時、中宮寺で出会った『如意輪観世音菩薩』です。

7世紀に彫られたとは思えない、まさに時空を超えた『微笑み』の観音さまのその存在そのものに、私は非常に衝撃を受けました。

私は30代の10年間、禅修行を居士として、あっちへ行ったり、こっちへ迷ったり道草を喰いながらも継続するなかで、

『音を観る』・・・つまり、『観音』という境地に至りました。(それまで『観音』とは無縁であったのに…)

それが、今年この観音さまと対面することで、自分が『観音』していることが、間違ってなかった事、

そして日本が古来伝えようとしていた事が何であったのかを、しっかりと確認した思いでした。

観音さまは、生命の『音』を発してます、それを共鳴するアナタに微笑むのです。

だから、私はそれを『観音さまのかわら版』なのだとおもったわけです。 (東洋自分なり研究所 所長:馬骨

2026-08-17

日々の暮らし

縁起の国、日本

スイスに住んで、今年(2026)で35年。気が付いたら74歳になっていた。

この春に2ヶ月という長期の日本滞在は渡欧以来はじめてで、いろいろ観察しては考えさせられた。

その一つに、どこの観光地のお土産屋さんに行っても見かけた『ダルマ』さんの置物のことがある。

最近は、スイスの日本商品を取り扱っている店でも『ダルマ』を置いているところが多いが、

売れるのだろうか?と気になっていたので、日本の土産屋さん至る所で見かけたので思い出したのだ。

『ダルマ』の置物は『縁起』物の代表の一つだが、ダルマが禅の祖師であることを知っている人は稀であろう。

 

だから、本来であれば『ダルマ』が『縁起』物として『縁を起こす』原因は『悟り』なのだが、今の人は誰もそんな事は思いもしない。

しかし、ちょっと視点を変えるだけで釈迦の『悟り』というものが、案外我々の身近な日常生活に浸透している事を私は感じる。

そう思ってじっくり日本を観察すると、日本はじつに沢山の縁起物で溢れていることがわかる。

いまの私にとっては、『鳥居』なんかも、もう一つの世界との縁を結ぶ『結界』で『縁起』モノと言うことになる。

『縁起』というのが、眼に見えない聖なるモノと縁を起こす・・・と解釈すれば、日本はまさに『縁起の国』なのだと思った。(馬骨)

 

 

 

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― 背景の模様について ―
この文様は斧琴菊(よきこときく)文様と呼ばれ 歌舞伎役者の三代目尾上菊五郎が愛用していたとされ役者文様の一つです。よき・こと・きくの組み合わせで「善き事聞く」という意味が込められています。